現在日本にある七宝焼で古いものは、奈良県明日香村(あすかむら)の牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)から出土した「七宝金具」(7世紀頃)や奈良の正倉院宝物の中にある「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡」(おうごんるりでんはいじゅうにりょうきょう)が有名です。
七宝飾り金具
出典:「日本の美術3 No.322 七宝」至文堂より