2020年06月18日
田村幸夫(1933~2009)は遠島(あま市七宝町遠島)の田村七宝の三代目として活躍した七宝家で、日本工芸会所属の七宝作家として初期のころより活動していました。製品として七宝をつくる窯元が中心の遠島において、氏は、作家として名を売る数少ない七宝家でした。展示では工芸展に出品した作品を館蔵と田村七宝所蔵の品から紹介しました。(2017年刊)