2020年06月18日
明治期に入って七宝製作技法は、国内外の展覧会出展などを通して急速に発展していきます。ここ遠島(あま市七宝町遠島)からもたくさんの七宝窯元の手による作品が海外へと渡っていきました。また、箱書きを除いて、七宝本体に製作元の名が入っていないものがたくさんあります。こうした作品の中から尾張地方で作られたと思われる有名無名の作品たちを個人コレクターから借用して紹介しました。(2014年刊)