2020年06月17日
明治期の日本の七宝はほとんどが海外への輸出用としてつくられ、実際現在でも欧米各地に当時の日本の七宝がたくさん残されています。そんな作品が近年日本のコレクターの手によって里帰りすることが増えてきています。ここでは明治期に尾張で作られて海外に渡ったのちに里帰りした作品の数々を紹介しました。作品には優品が多かったこともありますが、新聞にも大きく取り上げられたこともあり、大変盛況な展覧会でした。(2012年刊)