2012年03月27日
3月27日 本日からアメリカ・イギリス・オーストラリアの七宝作家を招き、伝統的工芸品の尾張七宝を体験し、交流するプログラムが始まりました。 三人はあま市七宝町遠島の七宝工房「相互七宝製作所」にて「赤透七宝香炉」の制作を5日間にわたり学びます。
初 日–––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––– 今日は相互七宝にて自己紹介ののち、作家の皆さんは自作の作品を持参し、鑑賞し合いました。赤透七宝の制作では、まず、工房のベテラン職人さんの手本を見た後で、まず下引きという最初の透明釉薬のふりかけ、内側に塗る裏釉のふりかけをして、焼いた後、下赤とよばれる最初の赤色の釉薬をのせて焼きました。みなさん20~30年の七宝作家としての経験のある方たちですが、初めてする作業には少し緊張がみられました。なんとか予定通り初日の工程をすますことができました。また、作家のみなさんの作品は31日までの期間中、あま市七宝焼アートヴィレッジのロビーにて展示しております。